門鑑定

門鑑定は、生年月日と出生時刻から、その人が生まれ持った門を算出するものです。

このページでは、鑑定で何が分かるのか、何は分からないのか、そして受けるまでの流れを説明します。

先に、ひとつだけ書いておきます。門鑑定は、運の良し悪しを言うものではありません。

自分が思っている自分と、生まれ持った門は違う

門鑑定が確定させるのは、自分がどう思っているかではありません。生まれながらに決まっている側です。

この2つは、しばしば一致しません。

理由ははっきりしています。周囲に合わせて動いてきた分だけ、生まれ持った尖りは見えにくくなるからです。

サラリーマンとしての活動が長ければ長いほど、人は「どの門も中くらい」の動き方に寄っていきます。本来はどこかが突き抜けていたはずなのに、それが埋まってしまっている。

だから、自分で自分を判断すると、今の職場や役割に合わせて身につけた動き方を、生まれ持った門だと思い込みやすい。

門鑑定が必要なのは、ここです。自己認識ではなく、生まれ持った側を確定させるために行います。

鑑定書で分かること

門鑑定書は、次の順で構成されています。

#項目何が分かるか
1命式年門・月門・日門・時門の四柱。すべての土台になる
2五行チャート木・火・土・金・水の力の配分を、五角形で可視化したもの
3門強化干支その人の門を強める干支
4特級門該当する人にだけ出る。陽と月の両方が発動しやすい状態
510の門陽立門・月立門ほか、生まれ持った門
6気門生まれ持った気質の土台。5種類
7自我生まれながらの性格と、心の動き方。10種類
8吉凶兆星運勢の特徴をあらわす星。19種類

10の門については 10の門 で、特級門については 特級門とは で扱っています。ここでは、残りの3つを説明します。

気門(きもん)── 5種類

命式の五行のうち、最も数値が高い1つが、その人の気門になります。生まれ持った気質の土台です。

気門つかさどるもの長所短所
木気門仁心が優しく、寛容性がある軟弱
火気門礼活力に溢れ、外交的怒りっぽい、短気、寛容性がない
土気門信穏やかで素直活力がなく、思考が鈍い
金気門義男気があり、友人との信条を守る好色、飲兵衛
水気門智賢く頓智があり、利口ずるく、浮気性、信頼性がない

長所と短所は、必ず対になっています。片方だけを持つことはできません。

自我(じが)── 10種類

命式の主役である日門の天門(日主)から読み解く、生まれながらの性格と心の動き方です。

ものごとへの向き合い方、人との関わり方、内面の傾向が示されます。鑑定書全体の「あなた」を貫く、土台となる項目です。

十干によって、10種類のいずれかに決まります。

自我何にたとえられるか
陽木(甲)樹木。融通が効かず一本気。向上心に溢れる
月木(乙)花や、樹木のつる草。柔軟で、どんな環境にも適応する
陽火(丙)太陽。情熱的で心が広く、行動が速い
月火(丁)人工の灯火、ロウソクの火。静かだが、火をつけると長く燃え続ける
陽土(戊)天高くそびえ立つ山。落ち着きがあり、人を惹きつける
月土(己)田畑や庭園の土。優雅で節度があり、人を育て、導く
陽金(庚)剣。一刀両断の決断力。理不尽や権力に屈しない
月金(辛)装飾や宝石の金属。繊細で敏感、気品がある
陽水(壬)海。楽観的でおおらか。包容力があり、外交的
月水(癸)朝露や雨水。謙虚で忍耐強く、繊細でやわらかい

門が「どう戦うか」だとすれば、自我は「どういう人か」です。この2つは別の項目で、両方を見ないと人物像は立ち上がりません。

吉凶兆星(きっきょうちょうせい)── 19種類

命式の干支の組み合わせから生まれる、運勢の特徴をあらわす星です。

出ている柱(年門・月門・日門・時門)をすべて表示します。重複するほど、その作用は強まります。

区分星
吉の星(10)富貴星/天幸星/出世星/政将星/文豪星/天学星/多芸星/天恵星/文芸星/覇道星
中庸の星(3)流浪星/多情星/愛動星
課題の星(6)獰猛星/神離星/厄難星/災難星/孤独星/失親星

課題の星が出たとしても、それは「悪い運勢」という意味ではありません。

門学は、問題があることを前提に組み立てられています。課題の星は、あらかじめ知っておけば手を打てるものとして扱います。だから鑑定書でも、受け手の心情に配慮した表現に整えてあります。

門鑑定が答えられること、答えられないこと

ここは、期待の行き違いが起きやすいところなので、はっきり書きます。

人の悩みは、2種類に分かれる

門学では、人が抱える悩みを、客観的に2つに仕分けます。

・情の問題 ── 恋愛や遺恨など、人の「情」が絡んだ問題

・無情の問題 ── 試験の合格や商売の繁盛など、情が絡んでいない問題

門鑑定が得意とするのは、後者です。

門鑑定で算出できるのは、財運が発動するかどうか。ビジネス活動や、共同の目的を持った活動が、うまく回るようになるかどうか。つまり、第三者から見ても客観的に判断できるものさしで測れる部分です。

恋愛や結婚は、どこまで分かるのか

「恋愛は見てもらえますか」と聞かれることがあります。答えは、半分は分かり、半分は分かりません。

分かること分からないこと
相手がどういう素養・資質を持った人間か(門)相手が今、あなたをどう思っているか
自分と相手の門の相性(隣り合う関係か、剋す関係か、門かぶりか)恋愛感情の行方、復縁できるかどうか
吉凶兆星が示す傾向(多情星、愛動星など)いつ結婚できるか、といった断定
一緒にいると力が高まるか、削がれるか―

その時の人の心の状態は、門鑑定では読み解けません。

けれども、相手がどういう人なのかは、的確に鑑定できます。そして、その人と組んだときに自分の力が高まるのか削がれるのかも分かります。

「相手の気持ちは分かりませんが、相手がどういう人かは分かります。」これが、いちばん正確な答えです。

運の良し悪しは、言いません

門鑑定は、「あなたは運がいい」「運が悪い」という言い方をしません。

運の良し悪しは表裏一体で、角度を変えれば逆になるからです。

そして、「あなたは死ぬ」「結婚できない」「お金が稼げない」といった言い方も、しません。

問題を挙げるだけなら、誰にでもできます。僕たちが命理に求めているのは、脅されることではなく、その問題の解決方法です。問題だけしか挙げられない命理は、人生の中で必要ありません。

詳しくは 他の命理・占術との違い をご覧ください。

鑑定の流れ

門鑑定を行うのは、門協会認定アドバイザーです。門協会本部ではありません。

1門協会認定アドバイザーに申し込む
2生年月日と出生時刻をもとに、生まれ持った門が算出される
3鑑定書を受け取る
4認定アドバイザーから、鑑定書に基づく説明を受ける(対面またはオンライン)

必要なのは、生年月日と出生時刻です。出生時刻は、母子手帳などで確認できます。

料金について

門協会本部は、公式の鑑定料金を定めていません。

鑑定を行うのは各地の認定アドバイザーであり、料金はそれぞれのアドバイザーが決めています。含まれる内容も、アドバイザーによって異なります。

料金と、鑑定に含まれる内容については、直接そのアドバイザーにお問い合わせください。


鑑定を受ける前に

門鑑定は、当てるためのものではなく、使うためのものです。

自分が何門で、誰と組むと力が出て、誰と組むと削られるのか。それが分かったあとに、何をするか。そこが本題になります。

鑑定をご希望の方は、門協会認定アドバイザーにお問い合わせください。

門の全体像は 門とは何か、それぞれの門は 10の門 をご覧ください。