会社の食堂のソファーで、僕は誰より多く夜を明かした。それでも、認められたのは、定時で帰る同僚のほうだった。
日本で働く人の82%はサラリーマンです。 その中で、努力の量では説明がつかない場所に立っている方へ。
門協会(門総合研究所)/創設者・真田孔明
会社で寝ていた。
東証一部に上場している玩具会社に、僕は勤めていた。社会人2年目。米国No.1の玩具会社との共同事業のために新設された部署へ、企画開発担当として配属された。英語が全くできないという理由で、たった4ヶ月でクビになった。期の途中でプロモーション担当へ。それも1年を全うできず、また期の途中で動かされた。次は営業だった。
努力していなかったわけではない。上司や先輩が帰ったあとも、同僚が帰社したあとも、僕は独り会社に残って仕事をしていた。会社の食堂にあったソファーで夜を過ごした回数は、たぶん僕が一番多い。夜に巡回してくる警備のおじさんに、一番顔を覚えられていたと自負している。
それでも、周囲から認められる結果を、僕は出せなかった。同僚たちは要領よく仕事を終わらせ、そこまで残業もせずに帰っていく。認められるのはいつも彼らで、朝会でも部会でもボコボコに怒られるのは、いつも僕だけだった。
いま、日本で働く人の82%はサラリーマンである。この文章は、その中で、努力の量では説明がつかない場所に立っている人に向けて書いている。
先に断っておく。門協会は、相談者と直接やり取りをしない団体である。鑑定を行うのは、各地にいる門協会認定アドバイザーだ。僕がここでできるのは、門とは何かを説明することと、実際に鑑定をしている認定アドバイザーを紹介することだけである。
あなたの努力が報われないのは、あなたのせいではない。
ある日、上司のKさんに飲みに誘われた。
Kさん:「孔明、実はオレ今度子会社の●●●に出向の辞令が出た。」
孔明:「ええっ!?本当ですか?」
Kさん:「あの会社への出向辞令が出たら、会社を辞めろと言われているのと一緒なんだ。」
孔明:「そんなこと無いっスよ。Kさんなら……。」
Kさん:「いいよ(笑)。今まで勤続15年間。オレは誰よりも会社を愛し、会社に尽くして来たと自負してきた。けれども皮肉なもんだな。こうなってはオレにもう先は無いよ。」
その晩、僕たちは3軒はしごして明け方近くまで飲んだ。Kさんには子供が3人いた。一番上は小学生。新築の家のローンも抱えていた。
僕は数日間、なぜKさんがリストラされなければならないのか、真剣に考え込んだ。結局、その理由を見つけることができなかった。
良い成績をとって、良い大学に通い、良い会社に入れば、安定と幸せを手に入れられる。そう教わってきた。その教えを誰よりも忠実に守った人が、15年目に切られた。
あなたも、自分なりの方法で埋めようとしてきたはずだ。僕もそうだった。有名な先生のセミナーに、高い金額に目をつむって「えいや」と決済ボタンを押す。セミナー自体は面白い。多くを学んだはずだ。それなのに、実践に移そうとすると、なぜかしっくり来ない。気がつけば、また新しい「凄い人」を探してネットサーフィンしている。
理由はひとつしかない。世の中の書店で売られている書籍の90%は、あなたにとって間違っているからだ。使えるノウハウは10%以下しかない。それを選り分ける物差しを持たないまま学び続けると、人は「情弱」になる。学んだ分だけ弱っていくことさえある。
憧れの人と同じことをしても、同じ結果は出ない。その人とあなたが、そもそも違う設計だからだ。
思い当たることが、いくつありますか
- なぜ、あなたが尊敬するあの人のやり方を真似すると、かえって成果が落ちるのか? あなたの努力が足りないからではありません。その人とあなたが、そもそも違う設計で生まれているからです。同じ動作でも、門が違えば力が流れる方向が逆になります。真似すべき相手を間違えると、頑張るほど弱ります。
- 「君は真面目すぎる」と上司に言われたとき、それは褒め言葉なのか、そうでないのか。 この一言の正体は、門で説明がつきます。真面目さが評価に直結する門と、真面目さが「面白みがない」と処理されてしまう門があるからです。あなたの真面目さが、どちらの扱いを受けているのか。
- セミナーを受けた直後は熱いのに、3日後には何も残っていない。あれは意志の弱さではありません。 あなたの門に合っていない教えは、受け取った瞬間から抜けていきます。頭では正しいと分かっているのに体が動かない。そのねじれが、意志の問題として自分に返ってくるのです。
- 本棚に、開いていない自己啓発書が何冊ありますか。 買ったときは必要だと思ったはずです。その判断が間違っていたのではなく、選ぶための物差しを持っていなかっただけです。物差しがないまま学び続けた人が行き着く場所を、世間では「情弱」と呼びます。
- なぜ、あなたより要領の悪い後輩が先に昇進したのか。 仕事の量でも質でもありません。その組織が求めている門と、後輩の門が一致していただけです。残酷に聞こえますが、これは能力の優劣ではなく、配置の一致・不一致の話です。
- 同じ職場に、話すたびに疲れる人がいませんか。 相性が悪いのではなく、門の相関で「剋す」関係にある可能性があります。門には隣り合う関係と、向かい合う関係があります。向かい合う相手と長く過ごすと、こちらのエネルギーが削られていきます。
- 期待して採用した人が、1年で辞めた。その理由が今も説明できない。 「合わなかった」で終わっているなら、合う合わないを測る物差しを持っていないということです。門を知ると、辞めた理由が後からはっきり説明できるようになります。次の採用が変わります。
- なぜ、あなたは休日にまで資料を作っているのに、家族に感謝されないのか。 労力の量ではなく、その労力が向いている方向の問題です。あなたの門が力を発揮する場所と、あなたが今すり減っている場所が、ずれている可能性があります。
- 「もっと明るく笑いなさい」と言われて、うまく笑えたことがありますか。 門によっては、明るく振る舞うこと自体が力を削ぐ行為になります。小難しい顔で淡々とやるほうが強くなる門が、実在します。無理に笑おうとするほど、あなたは弱ります。
- 人前で話すのが苦手なままで、本当に困るのでしょうか。 僕は月財門です。結婚式の挨拶も、卒業生代表の言葉も、おそらく何も話せません。宴会で「一言」と振られたら、すぐ横の友達に振ります。それでも困っていません。苦手には、放置していいものがあります。
- 副業を探して、いくつのランディングページを閉じてきましたか。 物販、投資、コンサル、コンテンツ販売。どれも稼げそうに見えるのは、どれも誰かにとっては本当だからです。問題は、その「誰か」があなたかどうかを判定する手段を、あなたが持っていないことです。
- 住宅ローンがあと14年、上の子が来年受験。この状況で「辞めて独立しろ」と言う人を、信用できますか。 僕も言いません。サラリーマンは守られた環境です。その中で安定した給料をもらいながら、門を練習する。順番はそれで構いません。
「天才は1%の才能と99%の努力である」
この言葉を、今日をもって捨て去ってほしい。
誤解しないでほしい。この言葉が嘘だと言っているのではない。ある立場の人にとっては、完全に正しい。問題は、それが誰にとって正しいのか、である。
華僑の大富豪たちに脈々と伝わってきた教えは、まったく違うことを言う。運が8割、実力1割、勘と根気が1割。成功している人ほど、運を最も重んじる。ここで言う運とは、宝くじのことではない。自分が生まれながらに何を持ち、何を持っていないかという、自分では選べなかった設計のことだ。
そして彼らはこうも言う。「必死になったら必ず死ぬ」。必ず死ぬと書いて、必死である。
では、なぜ世の中には努力を讃える言葉が溢れているのか。本屋に行けば棚一面がそれで埋まっている。学校の指導要綱にも、努力や頑張りという言葉がいくつも入っている。頑張れば点数が上がり、先生から評価をもらえる。
あれは、忠実に、必死に労働に励んでもらうための、表向きの教えなのだ。
僕はこれを、サラリーマン時代はただ聞き流していた。意味がわかったのは、ずっとあとになってからだった。
具体的な話をする。「お金持ちになりたければトイレ掃除をしなさい」という教えがある。誰よりも早く出社して、会社の前を掃除しろ、と。
これを立門の人がやると、力が流れて弱くなる。やってはいけない。 同じことを財門の人がやると、抜群に生きる。「あの人、お金のことばかり考えていると思っていたけれど、実はいい人なんじゃないか」と評価が変わりはじめる。
同じ行為が、人によって真逆の結果を生む。あなたが今まで学んできたことの中に、あなたを弱らせていたものが混じっていたとしたら。
門学は、できないことを努力でできるようにすることを、推奨していない。できることは、できる人に任せろ。そう教えている。
捨てていいものの、具体的な名前
- 「天才は1%の才能と99%の努力」——この言葉が、誰に向けて作られたものかを考えたことがありますか。 嘘ではありません。ただし、忠実に、必死に労働に励んでもらう立場の人に向けた、表向きの教えです。使う側に回ろうとした瞬間、この言葉はあなたの足を引っ張ります。
- 華僑の大富豪たちが口を揃えて言う配分をご存知ですか。運が8割、実力1割、勘と根気が1割です。 ここで言う運とは、宝くじのことではありません。自分が生まれながらに何を持ち、何を持っていないかという、選べなかった設計のことです。彼らはそこに8割を置いています。
- 「必死になったら必ず死ぬ」。必ず死ぬと書いて、必死。 大富豪たちが冗談めかして言うこの言葉には、続きがあります。無理をすれば人間は3日はもつ。しかし30年はもたない。門に反した働き方は、まず内臓に出て、次に精神に出ます。
- 「お金持ちになりたければトイレ掃除をしなさい」——この教えで力を失う門があります。 立門の人が人前で掃除をすると、力が流れて弱くなります。逆に財門の人が同じことをすると抜群に生きて、「あの人は実はいい人だ」と評価が変わりはじめます。同じ行為で、真逆です。
- 勉強すればするほど弱くなる門が、実在します。 創門は、修門からの影響を強く受けます。骨組みだけを頭に入れたら、あとは直感に頼らないと本来の力が出ません。学べば学ぶほど成果が落ちる人がいるのは、この構造のためです。
- 世の中の書店に並ぶ本の90%は、あなたにとって間違っています。 全部が嘘という意味ではありません。誰かにとっては完全な正解です。だからこそ厄介なのです。正しい情報と、あなたを弱らせる情報が、同じ棚に同じ顔で並んでいます。
- 「一番を目指せ」と言われて育ちませんでしたか。 門学では逆を教えます。ナンバーワンを宣言した人は必ず死ぬ、と。生き残っている大富豪たちは、むしろ「会社で一番できないのは俺だ」と言い出す人ばかりです。上がるほど、弱い立場になっていきます。
- できないことを、努力でできるようにする。この発想を捨てたとき、何が起きるか。 門学が推奨するのは逆です。できることは、できる人に任せろ。あなたが30年かけても届かない領域を、生まれつき持っている人が、必ずどこかにいます。
- あなたが「弱点」だと思っているものの正体をご存知ですか。 多くの場合、それは弱点ではなく、単に持っていない資質です。努力不足でも育ちのせいでもなく、生まれたときから持っていない。そう分かると、劣等感ではなく割り切りに変わります。
- 持っていない資質を知ることの価値は、持っている資質を知ることより大きいかもしれません。 持っていない領域に注いできた時間と労力を、そっくり回収できるからです。門鑑定で多くの人が最初に驚くのは、「やらなくていいこと」が名指しで出てくることです。
- 日本の教育を、ある大富豪は「ロボット育成」と呼びました。 何でもほどほどにできる人を作る仕組みです。雇われる側では最適でした。ただしその状態を門学では「まん丸になっている」と言います。まん丸とは、誰とでも代わりが利くという意味です。
- あなたが20年かけて身につけた「バランスの良さ」は、これから何に使えるでしょうか。 バランスの良さは、平均点を保つには有効です。しかし突出した結果は、平均点からは決して生まれません。捨てる決断をした人だけが、一点に力を集められます。
では、その設計はどうやって測るのか。
四柱推命や紫微斗数といった「命理」は、生年月日と時刻から、人の体質や才能、適性を算出できる。門は、その先にある。鑑命の、その先だ。算出した資質を、いまこの時代の経済活動の中で、具体的にどう使うか——その方法の研究に重きを置いている。
だから門は、五術(命・卜・相・医・山)の中の「命」に位置づけられながら、分類して終わらない。
他の手法と比べてみてほしい。動物占いは、人を12に分けて象徴的な動物に紐づける。当たる当たらないの話ではなく、「あなたはこういう人である」で止まる。次に誰と組むべきか、何を任せるべきかまでは踏み込まない。
紫微斗数は精度が高い。ただ、生まれた時点で結果の大半が決まっているという印象を与えやすい。それでは、今から良い方向へ切り替えようという気持ちが生まれにくい。
ストレングスファインダーは、質問に答えて強みを5つ割り出す。ただしそれは、あなたが自分をどう認識しているかに基づく。後天的に身につけたものが強く出る一方で、先天的に持っているのに使わなくなった能力までは、見つけられない。
どれが優れているという話ではない。測っているものが違う。
そして門には、他の手法にない特徴がある。生年月日さえ分かれば、相手に何も受けさせなくても測れる。部下も、取引先も、上司も。相手の同意もアンケートも要らない。
もうひとつ。門はやってはいけないことを出す。
僕は月財門である。財門は、パブリックスピーチが弱い門だ。限られた場所で、怪しい話や人から聞いた話をこっそり伝えるのは得意だが、結婚式の会場や卒業生代表の挨拶となったら、おそらく僕は何も話せない。宴会で「一言」と振られたら、すぐ横の友達に振ってしまう。
これを知らずに「経営者たるものスピーチを磨け」と言われて磨いていたら、僕は消耗するだけだった。
門には法則がある。そのうち最も分かりやすいものを3つ挙げる。
・自分の強い部分をより強くするために、同じ強さを持つパートナーに頼らない。 ・組織や人づきあいが最小限のときは、同じ門の人たちだけで集まらない。 ・同じ門の人たちと商売をしない。
僕は、これで失敗している。財門と組んだビジネスで、全部失敗した。相手が動けば僕も動いてしまう。門かぶりである。法則を知っていて、それでもやってしまった。
だから、あなたには先に知っておいてほしい。
門が、他と違うところ
- 門は「鑑命の先」にある、という位置づけをご存知でしょうか。 四柱推命や紫微斗数は、生年月日時から体質や才能を算出するところまでを担います。門はその算出結果を、いまこの時代の経済活動の中で具体的にどう使うかを研究してきました。出口が違います。
- 相手に何も受けさせずに、相手を測れる手法が他にありますか。 性格診断の多くは、相手にも同じテストを受けてもらわないと比較できません。門は生年月日さえ分かれば算出できます。取引先も、上司も、採用候補者も、本人の同意もアンケートも要りません。
- なぜ「当たるか外れるか」を門学では問題にしないのか。 運が良い悪いは、見る角度で裏返ります。門が扱うのは吉凶の宣告ではなく、問題があることを前提に、それでも結果を出すための配置です。オリンピックの金メダリストの多くは、重い故障を抱えたまま勝っています。
- 「あなたは2015年中に死ぬ」——僕が実際に、ある占い師から言われた言葉です。 言われたところで、人はいつか死にます。問題を告げるだけなら誰にでもできます。僕たちが本当に知りたいのは、その先の解決方法のはずです。門は、そこだけに特化しています。
- 門は5つ。そこに陽と月があり、合わせて10種類になります。 立門・創門・財門・官門・修門。太陽と月の関係のように、昼と夜の関係のように、それぞれに表と裏があります。同じ立門でも、陽立の門と月立の門では、力の出し方がまったく違います。
- 門と門の間には、方向を持った関係があります。 隣り合う門からは円満にエネルギーが流れ、向かい合う門とは剋し合う。そして同じ門どうしは「門かぶり」を起こします。この矢印を知るだけで、人間関係の8割は説明がつくようになります。
- 数値が10を超えると、その門は「特級」と呼ばれます。 特級とは、そこにしか能力がないという意味です。強みが極端に一点に寄っている状態で、使い方を誤ると本人がいちばん苦しみます。全員が持つものではありません。
- 五気門という項目をご存知でしょうか。木・火・土・金・水のうち、あなたの中で最も満ちている気を指します。 木は仁、火は礼、土は信、金は義、水は智。生まれ持った気質の土台であり、長所として自然に出る力であると同時に、偏りすぎたときの課題にもなります。
- 吉凶兆星は19あります。 富貴星、天幸星、出世星、政将星、文豪星、天学星、多芸星、天恵星、文芸星、覇道星、流浪星、多情星、愛動星——そして課題を示す星が6つ。同じ星が複数重なると、その作用はさらに強まります。
- 門学の恐ろしさは、相手が喜ぶ言葉だけでなく、嫌がる言葉まで分かってしまうことです。 だからこそ門協会は、認定アドバイザーに対して、自分の鑑定から1年が経過していること、そして自分の門に沿って生きていることを、受講の条件にしています。
- 門協会の認定アドバイザーになる条件は、技術ではありません。 自分自身の鑑定を受けてから1年が経過していること。そしてその1年を、自分の生まれ持った門に沿って生きてきたこと。この2つです。講座を受ければ誰でも名乗れる、という制度にはしていません。
- セルフチェックは200問あります。所要時間は15分から30分ほどです。 ただし、そこで出るのは「今のあなたが普段使っている門」であって、生まれ持った門ではありません。この2つが一致している人は、驚くほど少ない。ズレていること自体が、大きな情報になります。
門を知って変わるのは、能力ではない。判断の速さである。
2003年、僕は香港に転勤になった。そこで華僑の大富豪と出会い、一言を受け取った。
「キミはこれから◯◯するといい。きっと上手くいく。」
僕は生まれてはじめて、心の奥底に眠っていた本当の自分に巡りあった。大富豪が見定めた僕は、それまで僕が僕だと思っていた僕とは、まったく違う僕だった。
正直に言うと、いまでも怖い。もしあの時、本当の僕と巡り合わないまま、それまでの僕だと信じ込んだまま「努力」と「一生懸命」を続けていたら。今ごろ僕はどうなっていたのか。想像するだけで、背筋が寒くなる。
翌2004年、僕は勤務先に内緒で「真田孔明」と名乗り、インターネットの世界に出た。短期間で、収入の桁が一気に上がった。サラリーマンとしても、日本で学んだイロハを武器に中国本土とアジア各国を駆け巡り、現地の方々の軍師として上申する形で、記録的なヒット商品を連発した。
その間、僕はいわゆる「お勉強」をしていない。ありのままの自分を知り、使いこなすことに集中しただけである。
何が変わったのか。セミナーを見たとき、どれを受ければいいかが即座に分かる。だから僕は、セミナー受講の無駄撃ちを絶対にしない。書籍も同じだ。ムダに読むことがなくなった。
門学を学ぶ最大のメリットは、門学そのものではない。この先、何を勉強すればいいのかが分かることだ。何を学ぶべきか。あるいは勉強自体しなくていいのか。誰に聞けばいいのか。人からか、音声か、動画か、本か。それが全部わかるようになる。
人についても同じことが起きる。あなたが今まで「なぜこの人とはうまくいかないのか」と悩んでいた相手が、悩みではなく、配置の問題に変わる。
立門はリーダー、創門はクリエイター、財門はプロデューサー、官門はマネージャー、修門はリサーチャー。キャラクターが被らないように集めれば、チームは驚くほど滑らかに動きはじめる。
これは恋愛や結婚でも同じだ。誤解のないように言っておく。相手が今あなたをどう思っているか、その気持ちまでは分からない。そこは門の領域ではない。ただし、その相手がどういう素養を持った人間なのか。あなたと組んだときに力が高まるのか、削がれるのか。それは的確に分かる。
ひとつだけ、期待を裏切ることを言っておく。
門で組む相手を選ぶと、一見すると気の合わない人とパートナーを組むことになりかねない。気分や感情でメンバーを選んでいるうちは、一般大衆の中から抜け出せない。居心地の良さと、結果は、別のところにある。
そして門は、生年月日から算出される。一度知れば、生涯変わらない。
門を知ったあとに、起きること
- 鑑定書には、あなたの門の力が「暴走したときに何が起きるか」まで書かれています。 力が高まったときの成功のイメージだけではありません。行き過ぎたときにどう崩れるか。その兆候を先に知っておくと、崩れる前に止められるようになります。
- 「これをやると評価が地に落ちる」という行動が、名指しで出てきます。 多くの人が驚くのはここです。伸ばし方より先に、やめ方が分かる。今日から手放していい業務、断っていい依頼、真似をやめていい相手が、具体的になります。
- エネルギーが失われていく行動も分かります。 同じ8時間働いても、終わったあとに充実している日と、抜け殻になる日があるはずです。その差は、業務量ではなく、その業務があなたの門に合っていたかどうかで説明がつきます。
- 力を高める趣味まで出てきます。 休日の過ごし方を変えるだけで、平日の出力が変わることがあります。門に合った趣味は、休息であると同時に鍛錬になります。逆に、休んでいるつもりで消耗している趣味もあります。
- チームを組むとき、誰を先に採るかの順番が決まります。 立門の人なら、まず財門を採る。売上と利益が育ってきたら、次に官門を採る。門ごとにこの方程式があります。順番を間違えると、良い人材を採っても機能しません。
- 立門はリーダー、創門はクリエイター、財門はプロデューサー、官門はマネージャー、修門はリサーチャー。 キャラクターが被らないように集める。たったこれだけで、会議の空気が変わります。同じ役を取り合っていた人たちが、別々の役に座るからです。
- なぜ、あなたの右腕にすべき人が、社内で目立っていないのか。 財門は自我を打ち消して水面下に潜る門です。名誉を人に譲り、実利の仕組みだけを握ります。目立つ人の中から右腕を探している限り、その人は永遠に見つかりません。
- 恋愛と結婚についても、分かることと分からないことがあります。 相手が今あなたをどう思っているか、その気持ちは分かりません。ただし、その相手がどういう素養を持った人なのか、一緒にいると力が高まるのか削がれるのかは、的確に分かります。
- お子さんに何をさせるべきか、迷ったことがあるはずです。 門学では、兄弟姉妹を比較しないことを最初に教えます。同じ親から生まれても門は違います。ある子には伸ばす声かけが、別の子にはそのまま弱らせる言葉になります。
- 「次に何を勉強すればいいか」が分かるようになります。 これが門学の最大の効用かもしれません。何を学ぶべきか。あるいは学ばなくていいのか。誰に聞けばいいのか。人からか、音声か、動画か、本か。選ぶ基準が、あなたの中に残ります。
- 一度算出すれば、生涯変わりません。 生年月日から出るものだからです。今年の鑑定書を、20年後にもう一度読み返すことができます。年を重ねるほど、書かれていた意味が分かってくる、という種類の資料です。
- アフターフォローに期限がありません。 門が発動するまでの時間には個人差があります。だから期限を切らない。これは門協会が制度として持っている考え方で、鑑定して終わり、という設計になっていません。
- 門を知った人たちが集まると、初対面でも空気が違います。 互いに違う門であることを前提にしているので、比較や優劣の話になりません。自分にないものを持っている人を、素直に尊敬できるようになります。
- 1年後、あなた自身が伝える側に回る道もあります。 門協会の認定アドバイザー講習を受ける条件は2つ。自分の鑑定から1年が経過していること。そして、自分の生まれ持った門に沿って生きていること。技術ではなく、実践が条件になっています。
Q. 怪しくないですか。占いですよね。
占いに見えると思います。生年月日と出生時刻を使いますから、当然です。
門は、四柱推命をもとにした命理学です。ただ、一般的な占いが「当たるか当たらないか、吉か凶か」を告げて終わりがちなのに対して、門学は生まれ持った資質を読み解いて、それをこの社会でどう使うかに特化しています。運が良い悪いは、門学ではどうでもいい話です。
ちなみに門協会は、相談者と直接やり取りをしません。鑑定を行うのは、各地の認定アドバイザーです。
Q. 「華僑の秘伝」と言われても、証明できるのですか。
できません。正直に書きます。
門は客家と呼ばれる人々が受け継いできたと伝えられています。ただ、それが何千年前に成立したのか、誰が体系化したのか、僕は証明する資料を持っていません。持っていないものを、あるかのように書くつもりはありません。
ですから僕は、由来ではなく、当たるかどうかで判断してきました。あなたにも、そうしてほしいと思っています。
Q. 科学的な根拠はあるのですか。
科学的に証明されたものではありません。
門学が拠って立つのは、長い時間をかけて蓄積された統計的な観察です。ただし、その統計そのものが公開されているわけではありません。信じてください、とは言いません。試してから判断してください、と言います。
Q. 生年月日で人生が決まるということですか。
決まりません。門学が紫微斗数と違うと考えているのは、まさにこの点です。「生まれた時点で結果の大半が決まっている」という印象を与えてしまうと、今から良い方向に切り替えようという気持ちが生まれにくくなります。
人は生まれ持った資質だけで決まるわけではなく、育った環境も人間関係も影響します。門鑑定では、そこも聞いた上で方針を出します。
Q. 門協会は、法人なのですか。
法人格を持っていません。所在地も、事務所も、代表者も置いていません。
これは、隠しているのではなく、そう決めています。門学は特定の組織が所有するものではないと考えているからです。門協会の役割は、門学を正しく伝える人を認定すること。それだけです。
Q. 料金はいくらですか。
門協会は、公式料金を定めていません。鑑定料は、各認定アドバイザーがご自身で決めます。
鑑定の深さも、面談の時間も、その後のフォローも、アドバイザーによって違うからです。具体的な金額は、お問い合わせいただいた認定アドバイザーにご確認ください。
Q. しつこく営業されませんか。
本部へのお問い合わせでは、何も販売しません。お問い合わせのフォームでは、生年月日もお聞きしません。必要になるのは、実際に鑑定を受けると決めたあとです。
Q. 誰に頼めばいいのですか。
現在、認定アドバイザーの一覧を整備している最中です。お問い合わせいただければ、ご相談の内容に合う者をご案内します。準備中のことを、準備中と書いておきます。
Q. アドバイザーによって、言うことが違うのではないですか。
門の算出そのものは生年月日から機械的に出るので、誰が鑑定しても結果は同じです。違うのは解釈と助言の切り口で、経営を得意とする者、人間関係を得意とする者、子育てを得意とする者がいます。これは欠点ではなく、相談内容に合う人を選べるということです。
Q. セルフチェックの結果と違ったら、どちらが本当ですか。
セルフチェックで出るのは「今のあなたが普段使っている門」で、生まれ持った門とは別物です。この2つが一致している人は、驚くほど少ない。そしてズレていること自体が、大きな情報になります。
Q. 恋愛や結婚のことも見てもらえますか。
見られます。ただし、何が見えて何が見えないかは、はっきりさせておきます。
相手が今あなたをどう思っているか、その気持ちは分かりません。心の状態は門の領域ではありません。
分かるのは、その相手がどういう素養を持った人間なのか。あなたと組んだときに力が高まるのか、削がれるのか。門の相性と、吉凶兆星が示す傾向から読み解きます。
Q. 当たらなかったら、どうなりますか。
門鑑定は万能ではありません。外れることもあります。
そのときに責任を取れとは言えませんし、言うつもりもありません。だから僕は、由来でも権威でもなく、あなた自身が試して判断してほしいと書いています。
ここまで読んで、こう思った人がいるはずだ。「別に今じゃなくてもいいのでは」と。
その通りである。
門は生年月日から出る。今日調べても、10年後に調べても、結果は1文字も変わらない。変わるのはただ一つ、その結果を使える時間が10年短くなることだけだ。
僕は2010年の暮れに会社を辞めた。辞めるつもりはなかった。サラリーマンを続けながら、こっそり副業も回して、いいとこ取りをしようと思っていた。それが会社にバレた。最終的に円満退社という形にさせられた。コンプライアンス面での制裁である。
もっと早く動いていれば、あんな辞め方はしなかった。門を知ったのが2003年で、動き出したのが2004年。知ってから動くまでの1年が、僕にはもったいなかった。
そして、もうひとつ先の話をしておく。
門を知った人の中には、それを仕事にする人がいる。門協会認定アドバイザーである。
なり方は決まっている。まず、既存の認定アドバイザー経由で、自分自身の門鑑定を受ける。そこから1年。その1年を、自分の生まれ持った門に沿って生きる。そのうえで、同じ認定アドバイザー経由で申請する。
認定の条件は、技術ではない。実践である。講座を受ければ誰でも名乗れる、という制度にはしていない。だから1年かかる。
認定されたあとは、自由な価格設定で、鑑定を仕事にできる。
僕がここでお願いしたいのは、申し込みではない。
まず、聞いてみてほしい。
あなたが何の門なのか。今の仕事が、その門に合っているのか。合っていないとしたら、どこをやめればいいのか。そして、それを仕事にする道があるのか。
あなたが手に入れるもの
改めて、整理しておきます。
- 生まれ持った門と、いま実際に使っている門の、ズレの正体
- 自分が持っていない資質。そして、それは努力不足のせいではないという事実
- 今日からやめていい業務、断っていい依頼、真似をやめていい相手
- あなたの評価を落としている行動の、具体的な名前
- あなたのエネルギーが抜けていく行動の、具体的な名前
- 力が高まったときに起きること。そして暴走したときに起きること
- 力を高める日々の言動と、鍛錬の方法
- チームを組むとき、誰を先に採るべきかという順番
- あなたの右腕になる人が、どの門の人かということ
- 話すたびに疲れるあの人と、自分との関係の構造
- 一緒にいる相手が、どういう素養を持った人なのか
- お子さんに、何をさせて何をさせないかという基準
- この先、何を勉強すればいいのか。あるいは勉強しなくていいのか
- 生涯変わらない、一度きりの算出結果
- 期限のないアフターフォローと、同じ門を持つ人たちとのつながり
門協会認定アドバイザーになる
門を知り、それを仕事にする道があります。順番は決まっています。
STEP 1 既存の門協会認定アドバイザー経由で、門鑑定を受ける まず、あなた自身の門を知ってください。ここが出発点です。
STEP 2 鑑定から1年が経過する その1年を、自分の生まれ持った門に沿って生きてください。認定の条件は、技術ではなく実践です。
STEP 3 同じ認定アドバイザー経由で、申請する 門協会が直接お申し込みを受けることはありません。必ず認定アドバイザーを経由します。
STEP 4 認定後は、自由な価格設定で、鑑定を仕事にできる
費用や条件の詳細は、門協会認定アドバイザーにお問い合わせください。
[ 認定アドバイザーに問い合わせる ]
門協会認定アドバイザーのご紹介
門協会は、相談者と直接やり取りをしません。鑑定も、認定の手続きも、すべて認定アドバイザーが窓口になります。
太田 香織(おおた かおり)/門協会認定アドバイザー・マスター講師
2015年5月、初代の門協会認定アドバイザーとして活動を開始。2025年3月時点で1,200件を超える鑑定を行ってきました。新しい認定アドバイザーを育てるマスター講師でもあります。
ご自身の生まれ持った門は陽官門。アビリティに創門と立門を持ちます。理学博士として30歳まで研究職を務めたのち、整体院を開業。起業22年目になります。少林寺拳法と空手は、どちらも初段です。
得意とするのは、適職選びと、自分に合ったポジションの見極め。転職や転機、人間関係、子育て、人生の判断軸づくりのご相談に向いています。
対面は金沢。全国どこからでもZOOMで受けられます。
[ 太田香織さんに問い合わせる ]
※このほかの認定アドバイザーも、順次ご紹介します。
追伸
僕が門協会を立ち上げたのは、あの晩のKさんの顔が、いまも消えないからです。
勤続15年、誰よりも会社を愛し、誰よりも会社に尽くしてきた人でした。その人が、明け方の飲み屋で「オレにもう先は無いよ」と笑いました。僕は何も言えませんでした。数日かけて考えても、Kさんが切られる理由を、僕は最後まで見つけられませんでした。
あの日、僕は思いました。力が欲しい、と。家族を守る力を。自分を変える力を。明日を変える力を。
その力の正体が、努力の量ではなかったと知るまでに、僕は何年もかかりました。会社の食堂のソファーで夜を明かしていた頃の僕に、いま一つだけ伝えられるとしたら、こう言います。「そこじゃない」と。
門学は、あなたを特別な人間に変える技術ではありません。もともと持っていたものを、そのまま使えるようにするだけの技術です。そして持っていないものについては、きっぱりあきらめて、持っている人に任せる。それだけのことです。
僕がこれを世に出し続けているのは、代わりの利く人間になるための訓練を20年受けた人が、代わりの利かない存在にならなければ生き残れない場所へ、何の説明もないまま放り出されているからです。その橋渡しをするものが、この国には足りていない。門学はそれになりうると、僕は思っています。
だから門協会は、法人格を持ちません。代表者も置きません。目立たずに、自分の門どおりに、ひっそりと続けていく。それが僕の門である月財門の、正しい在り方だからです。
あなたが門を知ったところで、明日から何かが劇的に変わるわけではないと思います。ただ、遠回りだけは、しなくて済むようになります。
僕は、あの15年を無駄にしてほしくないだけなのです。
四柱推命鑑定士 真田孔明